【主要5社】軽自動車の新車販売台数推移をメーカー別にグラフ化(2000年度~)

国内における軽自動車(軽乗用車+軽貨物車)の新車販売台数の推移をグラフ化しました。また、主要5メーカー(スズキ・ダイハツ・ホンダ・日産・三菱)の新車販売台数シェアの推移(2000年度~2013年度)も作成しました。

スズキ ロゴ     ダイハツ ロゴ     日産 ロゴ       ホンダ ロゴ     三菱自動車 ロゴ


増税関連の報道や燃費競争で話題に上ることの多い軽自動車ですが、メーカー別(特に最近好調なホンダ)の新車販売台数の推移が気になったので調べてみました。データは「一般社団法人 全国軽自動車協会連合会」が毎月公表している軽自動車新車販売確報の年度末のものを使用させていただきました。


最終更新 2015/10/23
2014年度(2014/04 ~ 2015/03)のデータを入力。



まずは軽自動車全体の新車販売台数の推移(2000年度以降)を見てみます。
なお、ここでの軽自動車とは軽乗用車と軽貨物車のことで、データの数値はそれらを合算した値となっています。

国内軽自動車販売台数
※数値は各年度末(4月~翌3月)

グラフを見ると2006年度をピークに、2000年後半は販売が減少しているのが見てとれます。リーマンショックやギリシャ危機等の世界経済の影響もありますが、個人的には「軽自動車のマンネリ化(どのメーカーも燃費を重視し、ラインナップが定番ばかり)」が大きな要因ではないかと考えています。

しかし、その後は2010年度を底に販売が増加に転じ、2012年度は前年度比116.8%、2013年度は前年度比114.7%で約226万台と大きな増加となっています。これは「アベノミクス」による日本経済の好転が背景にあるのは間違いないですが、、ホンダの「N」シリーズや日産と三菱自動車の合弁会社NMKV(Nissan Mitsubishi Kei Vehicle)の「デイズ」、スズキのSUV型の「ハスラー」をはじめとする軽自動車の新車種発売やデザイン・機能向上が大きかったと考えています。これにより、軽自動車が一段上のステージに登り、ユーザーも販売台数増加という形でしっかりとそれに反応しています。

2014年度は前年度比96.1%と一段落ついた感はありますが、今後も200万代はコンスタントに販売してくるのではないかと考えております。

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次に、主要メーカー5社の新車販売台数とそのシェアの推移を見てみます。


メーカー別軽自動車販売台数
※数値は各年度末(4月~翌3月)


メーカー別国内軽自動車新車販売台数 シェア推移
※数値は各年度末(4月~翌3月)

こちらのグラフを見ると、全期間を通じてスズキ・ダイハツの2社で全体の販売台数の5割強を販売しており"2強"を形成している事がよくわかります。また、2000年前半は一定の販売実績のあった三菱自動車が苦戦している様子(販売シェアは00年度の13.38%から14年度は3.46%)や、ホンダの2012年度からの好調が見てとれます(販売シェアは2011年度の9.81%から2013年度は19.20% )。日産は、シェアは低いものの安定したセールスを記録しています。


今回調べてみて、軽自動車における"スズキ・ダイハツの存在感&安定感"が想像以上だったというのが率直な感想です。長年軽自動車を設計/開発/製造/販売しているので、そのノウハウはおいそれと追い付き追い越せるものではないようです。ただ、ホンダを筆頭に他社も軽に力を入れていますので、2強もうかうかはしてられません。


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