【2015 4Q】Xperia 世界販売台数の推移をグラフ化(2011年度~)

PS4を中心に復活してきた感のあるSONY。ここでは、ソニーのスマートフォンブランド「Xperia(エクスペリア)」の世界販売台数の推移を見てみます。

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国内ではAppleの「iPhone」と並び人気の高い「Xperia」ですが、海外も含めた全世界の販売台数はどのように推移してきたのでしょうか。今回、ソニーHPのニュースリリースに掲載されている業績資料のデータを基にグラフを作成してみました。なお、最新のデータは、「2015年度 第4四半期」のコチラです。昨年度の業績はコチラから。


最終更新 2016/05/20
2015年度第4四半期(2015 4Q=2016年1月~3月)の数値を追加。



まず、こちらが主要エレクトロニクス製品の世界販売台数の四半期別の実績になります。デジカメや液晶テレビと同様に、スマホの販売台数は昨年度と比べ大きく減少している事がわかります。唯一好調なPS4は前年度比119.6%となっています。sony9.jpg
※2015年度第4四半期の資料より抜粋


上記のスマホ販売台数の数値をグラフ化すると以下のようになります。


Xperia世界販売台数推移
※Xperia Zシリーズの初号機「Xperia Z」は2013年2月6日(2012年度 4Q)に国内販売開始
※同様にZ1は2013年10月24日(2013年度 3Q) 、Z2は2014年5月21日(2014年度 1Q)、Z3は2014年10月23日(2014年度 3Q)、Z4は2015年06月20日(2015年度 1Q)、Z5は2015年10月29日(2015年度 3Q)にそれぞれ国内販売開始

年度別では、以下のようになります。

年度別 Xperia 世界販売台数推移


一つの目のグラフを見ると、年末時期で新型が発売されることの多い各年度3Q(10月~12月)は販売台数が大きくなっていることが見て取れます。特に、評判の良かったXperia Z3シリーズが発売された2014年度3Qは、前年度比+120万台の1190万台のセールスとなり4半期別で最多となっています。その後は販売が落ち込み2015年度4Qは340万台と低調な結果となりました。現在、XperiaはZシリーズとしてZ5まで発売されていますが、今後はXperia Xシリーズになる事がアナウンスされており2016年06月頃に発売予定となっているので、2016年度1Qがどのようなセールスになるか気になる所です。

2つ目のグラフを見ると、2011年度から2013年度にかけてセールスが伸び、2014年度でブレーキが掛かり2015年度で下降しているのがよく解ります。特に2014年度は、ソニー本体の業績とリンクさせてスマホ販売台数がどんどん下方修正されて話題となりました。それを受けて2015年度は、「数より質」「売上げより利益」の姿勢に変更し、特に新興国での廉価版の販売を絞った結果が今回の2015年度の数値となります。なので、2015年度は販売台数だけでなく「モバイル・コミュニケーション部門」の業績にも注目です(記事下に2015年度4Qの業績を張り付けてあります)。


日本ではXperiaシリーズの人気が高く(筆者もXperia Z3 Compactを使用)、英国をはじめとした欧州でもそれなりの人気のあるブランドになっていますので、今後もより良い製品を継続して作って欲しいと願っています。前述の通り、2016年夏にはこれまでよりもさらにラインナップを削った上で「Xperia X」シリーズを新しく売り出しますので、そのセールスは気になる所ではあります。ただ、これまで好調が伝えられていたイメージセンサーの需要が減少しているようなので、ここで体力を削ってしまいスマホ部門にお金が回らないという事にならなければいいのですが…(詳細はソニーのデバイス部門が赤字転落、大黒柱のイメージセンサー変調で増産見直しへ | MONOist)

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※2015年度第4四半期の資料より抜粋


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