太陽電池(セル・モジュール)の国内出荷量と国内出荷量に占める輸入の割合 推移

太陽電池(セル・モジュール)の国内出荷量と国内出荷量に占める輸入の割合の推移を
年度別・四半期別でグラフ化しました。


まず、用語の説明ですが

太陽電池素子(「セル」)を必要枚数集めて、屋外で利用できるよう樹脂や強化ガラスなどで保護し、
パッケージ化したものを「モジュール」と言います。
このモジュールは太陽電池パネルとも言われています。

そして、モジュールを複数枚集めて連結し
所定の電圧・電流を得れるようにしたものが「アレイ」と呼ばれ、
このアレイが一般的に言われている「太陽光パネル」とです


今回、太陽電池(セル・モジュール)の国内出荷量(国内生産量+輸入量)を見る事で、
国内の太陽光発電の導入量が解るかと思い調べてみました

まず年度別のグラフです


Highcharts Example




次に2009年度からの四半期別のグラフです


Highcharts Example

グラフを見ると2009年度から急激に国内出荷量が増えている事が解ります。
これは「余剰電力買取制度」がこの年から始まり、住宅用を中心に需要が高まったためだと
考えられます。

また2009年度を境に輸入量が急増しているのも見てとれます。
しかもその割合がジワリジワリと上昇しているのが2つ目のグラフからよく解ります。

再生可能エネルギー先進国ドイツでは、
太陽光発電導入をを一時期強力にプッシュしていましたが、
中国の安価な太陽パネルが大量に流入してきて、ドイツ国内のパネルメーカーが
相次いで破綻・規模縮小しました。
これと同じ事が日本でも起きつつあるような気がします。

太陽光発電導入は、「エネルギー安全保障」や「環境対策」の他に
「国内産業育成」という面もあるので、
このまま野放しにしておくのは危険だと思います

ただ、過度な保護政策は日本にとって逆にマイナスになると思うので、
「バランス」が重要なんでしょうね。
このバランスの最適解が解れば苦労はしないんですが…^^; 難しいですね



※同じカテゴリー内の【エネルギー】 太陽光発電 各年・累積導入量(設備容量)
数値が似通ると思ったのですが値が結構違っています。

ソース元が違う(エネルギー白書は資源エネルギー庁のデータを利用しています)のもありますし、
単に太陽電池国内出荷量=太陽光発電導入量が成り立たないのかもしれません。
資源エネルギー庁がどのデータから太陽光発電導入量を調べたのか気になりますが、
調べたところ、ちょっとわからないので個人的にモヤモヤしています

解り次第報告します

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